終わりを思うと
桜が咲くころには・・・・・
なんて思っているうちに
桜は咲きはじめてしまった。
ずっと待っていたのに
そのときが来てしまった。
毎年毎年
冬のうちから
桜が咲くのを待っている。
待っていれば
春がくるんだと知っている。
桜の咲く場所を通るときには
「ここがやがては桜の色に染まる」
と思いながら通る。
そういうことを繰り返しているのに
いざいよいよ開花がはじまると
もうすでに
少しさみしくなっている。
うれしいとか、よかったとか、感慨深く
もちろん感じてはいるのに
桜の散ったあとのことを
想像してもうすでにさみしいのだ。
私だけではないだろう
先回りしてさみしがっているのは。
そのさみしい気持ちもあるから
桜はおもしろい。
桜だけじゃない。
終わりを想像すると
さみしいのだ。
4月新学期も
おもしろいだけじゃない。
終わりを考えてしまうと寂しくなる
だからこそ
一瞬一瞬を
大切にしていかなければ。
雨が止んだら
近所の桜を見に
散歩に行こう。