凡事徹底

関東ではそれほど規模の大きな塾ではないけれど

 

関西では圧倒的に強い中学受験塾があります。

 

その塾の学園長が書いた本を最近読みました。

 

創業学園長ではなく

 

所謂雇われ学園長が書いた本なので

 

あまり期待していませんでしたが

 

いい意味で期待は裏切られました。

 

なお、この方は現在でも

 

授業を担当されているとのことです。

 

タイトルは

 

灘中に合格する子は学力のほかに何を持っているのかですが

 

読後の感想を一言であらわすならば

 

「凡事徹底」が受験において一番大切なことだということです。

 

凡事徹底を辞書で調べてみると・・・・・

 

なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと。

 

または，当たり前のことを，他の追随を許さないほど極めること。

 

例えば

 

学習計画です。

 

しっかりと作ることはもちろんですが

 

きっちりと実行することです。

 

家庭学習も

 

本番を意識して

 

時間を計って

 

スピードと集中力をもってやること

 

ケアレスミスをしないように

 

全力で解くことを徹底します。

 

「きっちり」とか「しっかり」とか「全力」が

 

日常になるくらい徹底させるのです。

 

そうすることで

 

中身の濃い自学を徹底的に身につけさせるのです。

 

そして

 

授業やテストを通して

 

とことん成長し尽くすのです。

 

解けなかった問題は成長の糧です。

 

面倒くさがらずに

 

解きなおしをしても解けなかった問題を

 

ノートにまとめるのです。

 

名付けて「難問集」。

 

自分だけのオリジナル問題集です。

 

勉強する姿勢も日ごろから徹底させます。

 

塾の授業だけでなく

 

学校の授業も全力で集中です。

 

家でも毎日

 

時間を計って

 

入試の気分で必死に

 

解きなおしも必ずやって

 

計算練習を欠かさないのです。

 

朝起きて10分でも勉強します。

 

スキマ時間は徹底活用です。

 

 

 

 

 

塾生が使う学習チェックシートや

 

保護者へ渡す資料も

 

書かれていることは

 

当たり前のことばかり。

 

でも

 

当たり前のことを

 

徹底的にやれる人はごくわずかなのです。

 

凡事徹底でいきましょう。