AIの文章
河合塾が、大学入試の総合型選抜(旧AO入試)と学校推薦型選抜(旧推薦入試)で
出願書類が生成AIで作成された可能性を判定するシステムを開発したとのこと。
どうやって判別するのかというと
文章のクセから、出願書類に生成AIが使われた可能性を判定するのだという。
生成AIが出力した文章は70%の確率で検出できる一方
人間の手による文章を
「AIによって書かれた」と誤判定する確率も5%あるという。
もし自分の文章が「AIによって書かれた」と判定されたら悲劇だ。
合否判定には使わないで
出願書類の疑わしいところを事前に把握し
面接で深掘りするといった使い方を検討しているという大学のコメントも出ていた。
これからの世代の文章作成にはAIは欠かせないと言っていいほど
便利なツールだ。
しかし、受験の世界では
「AIが書いたとご判定されない作文術」が今後の指導テーマになることは間違いない。
令和9年度から始まる埼玉県の新しい高校入試でも
自己評価資料の上記のことを踏まえた「書き方指導」がなされるだろう。