1%の努力
“僕は、周囲の人に支えられ、人よりもたった1%上回る101%の努力をしただけ”。
こう語るのは、12月29日にボクシングの王座統一戦に臨む村田諒太選手。
“1%の努力”とは「妥協せずに、自分との戦いに勝利したこと」である。
負荷のかかったペダルをこぐトレーニング。
あまりに苦しく、一人では、やり遂げられない。
そこで、横で声を掛け続けてもらう中で限界を破った。
鍛え抜かれた持久力は、最後まで前に出て、相手に圧力をかけ続ける試合運びを可能にした。
学習も同じだ。
限界までは一人でできたとしても
限界を超えることは一人では無理だ。
まわりの仲間の頑張りを横目で見ながらやっているうちに
気が付いたら自分の限界を超えていた。
そんな話はたくさんある。
みんなできる限り一生懸命がんばっているのであれば
勝負は紙一重だ。
限界を超えた1%こそが勝負の分かれ目になる。
たった1%であるけれど
限界を超えた1%はものすごく大変だ。
妥協せずに
自分との戦いに勝利しなければ
その1%は手に入れることができない。
たかが1%
されど1%。
人生で大きな価値を持つかけがえのない経験となるはずだ。
ガンバレ、受験生たち。