頭の良さ
人間の頭の良さは、遺伝子によって決まるのか。
それとも、生後の環境や本人の努力によって決まるのか。
一卵性双生児を対象とした研究では、
「知能」に対する遺伝の影響は50%程度だという。
その上で、脳科学者の茂木氏は、
昆虫など他の生物と違って「人間は学び続ける」存在であり、
「人間の脳の学びには際限がない」と。
学べば学ぶほど、知性を開発できるのだから、
事実上、遺伝子で頭の良さは決まらない、と結論する。
天才でなくても努力して大成した人はいるが、
努力なくして大成した天才はいない。
つまり、努力を続けられる「心の強さ」に勝る才能はない。
毎年、子どもたちを指導していて思うのだが、
一番の才能は「心の強さ」で「学習習慣」を作り上げることだ。
私たちの生命に秘められた無限の可能性。
それを引き出せるか否かは、すべて自分次第である。
話題は変わってzoomの話。
筑波大付属中学のOGの医師が
南極の昭和基地で働いている。
彼女と母校を結んで「南極教室」を開いたそうだ。
学校に招いて、講演会をしてもらうよりも
南極とオンラインでつながっている方が
おもしろそうだ。
三年生は全員、一年生の一部が
講堂の大スクリーンで南極とつながったとのことだ。
中学生は分かると思うのだが、
日本と南極の時差は・・・・・・・
6時間だ。
日本時間の午後2時、
南極の午前8時に行われたそうだ。
こんなことは
コロナがあったから思いついたのだろうと思う。
ナイスアイデア!