部活動
うちの塾の一番近くの中学校には
剣道部がない。
そのため
市内の少し離れた中学校に通って
剣道部に入部する人もいる。
さいたま市に
柔道の強い公立中がある。
柔道が強くなりたくて
その中学校に通う人もいる。
私の教え子の中にも
その中学校に通いながら
柔道もがんばって
勉強とも両立させて
浦和高校に進学した生徒がいる。
部活動次第で
進学する中学校が変わることもあるくらい
中学校の部活動は
生徒たちにとって重要なものだ。
そんな中学校の部活動が地域展開すると
昨年、新座市は発表した。
令和9年度からは中学校から完全に部活動が消えることになりそうだ。
この流れは既定路線だ。
調査書に部活動がかかれなくなる書式変更もこのためだ。
うちの塾のある志木市では
来年度から部活動が夕方5時までになるそうだ。
放課後になって
準備して
アップして
ちょっとやりはじめたら
部活終了
そんなことになりかねないと思う。
塾としては
夕方から補習ができたりするので
その点では悪くないけれど
何だか心配でもある。
いずれは志木にも
新座市のように
部活動が地域展開することになるのだろうけれども。
以前、中学校の先生からこんな話を聞いたことがある。
「この地域では、中学生が荒れがちだから
部活動でエネルギーを発散しなければ
悪い方に流れてしまいかねない。
だから、私の勤務する中学校では
部活動が熱心なのです」と。
そう語っていた先生は
楽しそうで、いきいきして見えた。
さらに
中学校では教科担当制だから
先生と生徒の結びつきは
小学校ほど強くない。
しかし
部活動の顧問と部員のつながりが強ければ
小学校ほど強くない人間関係をカバーすることができるだろう。
部活動にはそんな効果もあるはずだ。
中学校の保護者会に参加された
うちの塾の保護者の方たちから
来年度の部活動の話を
教えてもらいながら
こんなとりとめもないことをいろいろと考えていた。
いずれにしても
部活動のために
遠い中学校に通う生徒は
減るのだろうな。
さて、話題は変わって、「歩くこと」の話。
日本人は座りすぎだという記事を読んだ。
健康のためだけでなく
ビジネスに関しても
デスクに座ってPC弄ってるよりも
もっと外に出た方がよいと思う。