贈り物

サンタからの贈り物をもらって喜んでいる生徒がいた。

 

事前に希望を聞かれていた生徒もいれば

 

サプライズだった生徒もいた。

 

事前に聞かれてはいなかったけれど

 

とっても気に入ったと言っていた。

 

よかったね。

 

人は実は身近な人のことを

 

知っているようで

 

知らないものだから。

 

 

 

 

 

 

以前テレビ番組で

 

指揮者の小林研一郎さんが

 

母校の小学校を訪れて

 

後輩たちに課題を出した。

 

隣の友達に「一番喜んでもらえる贈り物」を考えてみよう

 

半数が「鉛筆」など身近なものをあげ

 

「思いつかない」児童も多かった。

 

そこで

 

自分の家族に「今まで一番心が動いた贈り物」を聞いてくる宿題を出す。

 

何気ない一言であったり

 

かつて自分が両親に贈った手紙だったことに驚く。

 

そして

 

隣の子の夢や好き嫌いなどを聞いて

 

もう一度「贈り物」を考えさせた。

 

子どもたちは

 

相手が喜ぶ素敵な贈り物を考えつく。

 

指揮者は100人近い楽団員の心をまとめ上げねばならない。

 

命令で人は動かない。

 

小林さんは

 

相手を「おもんばかる」ことを大切にして

 

「炎のコバケン」と呼ばれる日本を代表する指揮者になった。

 

 

 

年末年始は「もらう」ほうが多い小中学生。

 

でも、「くれる」人には

 

おもんばかって

 

真心の感謝の言葉を返さなければいけない。

 

どんな言葉の花束を贈ろうか。

 

心を働かせて、体を動かそう。

コメントを残す

雑感

前の記事

芸術鑑賞New!!