負け続けないこと
点数が取れなかったのだから、なんらかの理由があるのだろう。
よくあるのが「問題を読み間違えた」「何がきかれているかよく分からなかった」だ。
運が悪かった、問題出す方がもっと分かりやすい問題を出せばいい、など思う人はいないだろうか。
私はただの練習不足だと思う。多くの問題の解き、いろんな問題パターンに慣れていると
このようなことはまず起こらないから。
次によくあるのが、「時間が足りなかった」だ。
試験は時間との戦いだ。
日頃から問題を解く時間を意識してトレーニングを積んでいくのだ。
だから、時間が足りないという人もトレーニング不足なのだ。
一番危険なのは「勉強不足だった」という理由だ。
やっていないのは自分が一番よくわかるだろう。
サボってしまったのか、時間管理をミスってしまったのか、
モチベーション管理ができなかったのか、あるいは体調管理ができなかったのか。
いずれにしても勝ち負けでいうと「負け」だ。
しかし、そういうことって誰でもある。
問題は次のテストだ。
次こそ歯を食いしばって負けないこと、
つまりいい点数を取ることだ。
2連敗してしまうと、負けに慣れてしまいかねないから。
そして3連敗も4連敗もすると、逆にいい点数を取ることが珍しくなるため、
そういう子が伸びることはまずあり得ない。
今日はしっかりと勉強できなかったという日があってもいい。
自分の弱さに負けたのは仕方ない。
でも2日連続で負けないことが大切。
負けることに慣れるのが一番危険なのだ。
負けに慣れてしまった人とか組織は、
そこから脱出するのにも相当なエネルギーが必要だ。
常に自分を管理することが大切だ。
あなたは負け慣れていないだろうか。