自我作古の精神

190年前(天保5年)福沢諭吉が誕生した。

 

23歳で蘭学塾「一小家塾」を創立。

 

この塾がのちの学校法人慶應義塾の基礎となったため

 

この年が慶應義塾創立の年とされている。

 

建学に当たり

 

諭吉が重んじたのは

 

「自我作古」の精神。

 

「慶応義塾の記」で

 

蘭学を始めた先覚者らの挑戦を讃え

 

「自我作古の業にのみ心をゆだね、

 

日夜研精し寝食を忘るる」

 

と描いている。

「自我作古」とは

 

「我より古を作す」と読む。

 

“まず自分が

 

前人未踏の分野に挑め!

 

源流となって

 

後進の道を開け!”

 

との志である。

 

その通り

 

諭吉自身

 

開国前の日本で

 

暗殺の危険も顧みず

 

洋学の礎を築き

 

幾多の大事業を成し遂げた。

ただ日本のため

 

青年の未来のため

 

日夜研精し寝食を忘るるくらい

 

不撓不屈の大闘争で切り開いてきた。

 

 

 

敷かれたレールの上を

 

ただ踏襲するだけの人生ではつまらない。

 

常に新しい道を開いていくところに

 

生きがいもある。

 

青年であれば、なおのことだ。

私たちもまた、深き開拓の道を行きたい。

 

それが、丈夫の進むべき道である。

コメントを残す

雑感

前の記事

ダイヤモンドNew!!