秋到来。

 

だんだんと木々もカラフルになってくる。

 

この時期は

 

緑の地に黄色やれんが色のアクセントをつけて

 

着飾っているかのようだ

 

 

 

 

 

夏が終わって秋

 

秋が終わって冬と

 

季節は舞台の場面転換のように切り替わるのだろうか。

 

『徒然草』(第155段)には

 

春のうちから夏の気配が起こり

 

夏の間に秋が入り交じってくるとある。

 

落葉も

 

こずえの中から芽吹きの兆しがわき上がり

 

その勢いに押されるようにして葉が落ちる。

 

自然の営みには

 

瞬時の停滞もないことを示唆している。

 

 

 

 

季節もそうだけど

 

テストや入試も突然やってくるものではない。

 

その気配を感じようとするかしないかなのだ。

 

気配を感じようとすれば

 

いつだって感じることができる。

 

でも、人間の本性は怠け者だ。

 

見ないように、聞かないように、感じないように

 

避けようとする人が多い。

 

それだから

 

近づいてくると

 

慌てて

 

準備をしようとする。

 

結果

 

あと一歩・・・・・

 

なんてことがよくある。

 

 

 

 

 

学習で大事なことは

 

継続すること。

 

『徒然草』にはまた

 

「実の大事は、猛き河の漲り流るゝが如し。

 

暫しも滞らず、直ちに行ひゆくものなり

 

(本当の重大な事は、

 

激しい川が満ちあふれて流れていくようなものだ。

 

停滞なくどんどん実現していくものだ)」とも。

 

 

 

 

 

 

 

 

次は冬だ。

 

意識を高く持つならば

 

その次の春

 

いや夏の気配を感じて

 

今から

 

継続した準備をはじめよう。

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