日本一の庭園
島根県の足立美術館は、
米国の専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の
日本庭園ランキングで18年連続の第1位だ。
国内1000カ所以上の庭園から選ばれ、
「細部にまで維持管理がされた造園の大傑作」と絶賛される。
近現代の日本画コレクションを誇る同美術館も、
48年前の開館から数年は来場者はわずかだった。
苦境を打開しようと、創立者の足立全康氏は敷地面積を増やした。
“建物も庭も立派な美術館”を目指した。
現在、5万坪の敷地に六つの庭園がある。
氏は「庭園もまた一幅の絵画である」との信念で、
一木一草から白砂の一粒に至るまで心血を注いだ。
氏の逝去後も、美術館職員は毎日、落ち葉拾いや庭掃除を
欠かさない。
身の回りにある多くのものは、
庭に限らず、
人知れぬ努力の積み重ねに支えられているものだ。
機能や美しさが保たれている陰には、必ず手入れに心を尽くす人がいる。
“当たり前”と思うと見えなくなるものがある。
このような素晴らしい庭から
勇気をもらうことができる。
うちの塾は小さいけれど
努力を積み重ねて
手の行き届いた塾でありたいと思う。
https://www.adachi-museum.or.jp/
さて、話題は変わって大学の話。
中央大学の法学部が茗荷谷に
移転するとのこと。
駅から徒歩1分って
とても通いやすそうだ。
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https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2021/10/56658/