教育の難しさ
麹町中学校を紹介する記事を読んだ。
現在「立て直し」中とのこと。
私はこの中学校の元校長の著作を
何冊か読んだことがあり
画期的なアイデアのある良い教育者だと思っている。
気になって
ネットで調べてみたら
麹町中のPTAホームページに現校長インタビューがあった。
その中に気になる部分があった。
それは、この部分。
「保護者の方からも、高校って麹中とは違うんだよ、
とか、ちゃんと勉強しないと大学に繋がらないんだよ、
ということを子供にお話しされて良いと思います。
基本的なところは保護者の時代から変わらないと思いますので。
中学3年の成績が主に問われる高校受験と違って、
大学に指定校推薦で行こうと思ったら、
高校1年から勉強を積み上げなければいけない。
そういう風に高校は中学校とシステムが全然違うので、
高校生になるんだという覚悟を持って
進学して欲しいなと思います。」
進学が中学校生活の成否のすべてではない。
しかし、大きなウェイトを占めているのも確かだ。
苦戦している卒業生たちがいるのだろう。
もちろんそうでない卒業生もいるのだろうが。
突飛な方針でリーダーが有名になるようなところは
駄目になることが多い。
それは違う!
と期待を込めて見守っていると
数年後には
改革のリーダーがいなくなっていた
そんなことをいくつもみてきた。
教育は地道なものである。
だからとても難しい。