捉え方
子どもたちには原石だ。
磨かれていない秘めたる才能が眠っている。
どんな才能が眠っているのか、それは磨いてみなければわからない。
自分の才能と向かい合うチャンスに巡り合わない人もいるだろう。
チャンスが来たけれど、それをものにできない人もいるだろう。
版画家の棟方志功が無名だった頃、青森の地元紙に、
氏の作品が紹介された。
文化欄に掲載された記事はわずか「5行」だけ。
だが、それを読んで感激し、東京に出る決意を固めたと、
氏は後年の手記につづっている。
“わずか5行”と思えば、“世界のムナカタ”は、
生まれなかったかもしれない。
一つの出来事も、
その捉え方いかんによって人生は大きく変わっていく。
さて、話題は変わってSSHの話。
文部科学省と科学技術振興機構は、
令和3年8月20日(金)に、
「令和3年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会(第2部)」
をオンラインで開催し、
第1部(8月4日・5日開催)のポスター発表で
特に優秀な評価を受けた代表校が全体発表を行い、
各参加校から質疑が行われました。
どの学校もすばらしい発表でしたが、
審査の結果、学校法人奈良学園奈良学園中学校・高等学校に
文部科学大臣表彰を授与するなどしました。
■文部科学大臣表彰(1校)
学校法人奈良学園 奈良学園中学校・高等学校
■国立研究開発法人科学技術振興機構理事長賞(2校)
長崎県立大村高等学校
学校法人静岡理工科大学 静岡北中学校・高等学校
■審査委員長賞(3校)
山梨県立甲府南高等学校
香川県立観音寺第一高等学校
東京都立科学技術高等学校
埼玉県内では
浦和一女
川越女子
市立大宮北
熊谷
不動岡
松山
越谷北
熊谷西
春日部
以上9校が指定されている。
すべて公立高校だ。
SSHに興味がある人は以下のリンクをご覧あれ。