成績アップの3つの教え
約1000年前の中国・北宋の時代に
張詠という地方長官がいた。
情にあつく機知に富んだ人物で
大乱のあった四川で
諸葛孔明と並び称されるほどの治績を残した。
張詠は「事に臨みて三難あり」と
問題に対処する時に心すべき点を三つ挙げている。
一つは「ものをよく見ること」
そして「見て行動にうつすこと」
最後に「行動する時決してぐずぐずしないこと」と。
これってそのまま成績アップの方法になる。
まず、「ものをよく見る」とは
自分の学力をよく見る。
すると
できているところと
できていないところが浮き彫りになる。
次に「見て行動に移す」だけど
できていないところを
できるようにする。
教科書を使ったり
先生に聞いてみたりして。
最後に、一番大事なことがある。
行動する時決してぐずぐずしないことだ。
学習では
ぐずぐずしていると
どんどん新しい単元に進んでいってしまう。
そうすると
分からないところも雪だるま式に
膨れ上がってしまい
そうなってしまえば
どこから手を付ければいいのかさえ
分からなくなってしまう。
そうなったら
あきらめてしまって
ますます何もしなくなる
悪循環に陥ってしまう。
まだ、6月が始まったばかりだ。
張詠の3つの教えを実行に移せば
ここから成績が上がることは間違いない。
はじめよう。