後に続こう

夏目漱石の小説『三四郎』にこんな場面がある。

 

大学1年の三四郎が図書館で数冊の本を借りた。

 

その全ての書籍に誰かが読んだ形跡があるのに驚いた。

 

そこで

 

“これは誰も読んではいまい”

 

と思われる本を手にした。

 

しかし、予想は外れた。

 

学びの日々を歩み始めた三四郎には

 

格好の刺激となった。

 

いつの時代も

 

どんな分野でも

 

強烈な向上心を燃やして努力する先輩の存在は

 

後輩に大きな触発を与え

 

心に“情熱の火”をたきつけるものだ。

 

 

 

 

 

いよいよ公立高校の入試が来週に迫る。

 

ものすごい勢いで過去問を解きまくるセンパイたちがいる。

 

「電話帳」を何周もこなして仕上げてきた。

 

そのガンバリは

 

試験会場で

 

たくさんのライバルたちに囲まれたとき

 

「自分がこの中で一番がんばってきたんだ」

 

という自信という名の支えとなる。

 

ギリギリの合格を目指すのではない。

 

トップを目指す

 

そういう鍛え方をしてきたんだ。

 

最後の最後まで

 

鍛え上げて

 

本番を迎えたい。

 

そして、後輩たちへそのバトンを渡したい。

 

ガンバレ、受験生!

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