対策
定期テスト対策、英検対策、北辰対策などなど
塾はなにかと対策をしたがるし
そういったニーズがあることは確かだ。
その結果どうなるだろうか。
学力の低い子どもたちが増産されていくのだ。
それを知っている上位進学校のベテラン教師たちは
対策と銘打った勉強はさせない。
させたとしても
受験直前になってから
過去問を解かせるくらいだ。
早い段階で過去問などを配付して
解かせてばかりいると
学力の低い生徒だらけになるから。
本来の対策は、日々鍛え上げてチカラのある人が
直前期になってやるものであって
大したことのない人がやるものではないと思っている。
仮にそれで成功したとしても
本当にチカラがついたわけではないので
長続きはしない。
大抵は失敗するので、
対策したのにどうしてだろうと悩むことになる。
定期テスト対策はばっちりやってきて
通知票ではよい結果の生徒だけど
北辰テストなどでは
全く振るわないことがある。
小学生のころから
英検対策をやって
英検に合格したのだけれども
その級に見合った学年の教科書が読めなかったり
入試問題が解けないなんてこともある。
大切なのは意識改革。
今までの対策の話は
毎日勉強することができることが大前提。
それすらできない生徒に
この話をしても
話が通じないだろう。
だから意識改革なのだ。
ガイダンス、面談、学習チェックなど
辻本塾も今、意識改革実行中だ。
それと同時に
期末テスト対策と
英検対策を
今月実施する。
仕上がっていない生徒のための
対策ではなくて
仕上がった生徒のための
本当の意味の対策にしたい。