大学でやってほしいこと
少子化の時代。
2024年度の入試で定員割れした4年制の私立大学は、約6割に迫る。
かつて、これからの時代に
私学が果たす役割をめぐる
早稲田の総長と慶応の塾長の対談が
新聞に掲載されていた。
文中、早大の白井総長(当時)は
「学生に『寮生活』をさせたいと考えています。
多様な学生に学びと生活の場を共にさせ、人間形成に役立てたい」と力説。
慶大の安西塾長(当時)は
国や地域などの差異を乗り越え
協力関係を築くためには
留学生の存在が重要になると語り
「留学生を増やすことは多様な文化
異文化の受容に結びつく」と強調した。
上記の点が実現できる大学ならば
少子化の中でも
選ばれる大学になるだろうと思う。
これから大学進学をむかえる人は以下の2点を覚えていてほしい。
1点目は
4年間すべてでなくてもいい
1年間だけでも寮生活をしてみてはどうだろうか。
人間形成に大きな影響を与えてくれるはずだ。
2点目は
留学生と交流すること。
自分が留学するのもいいのだけれども
国内でも国際性を磨くことができるし
国籍を超えた友情も育むことができる。
大学選びのときに思い出してみてほしい。