夏期講習再開!

10時間塾で勉強する「受験生特訓」が昨日終わった。

 

食事の時間と休憩時間以外はすべて授業。

 

夏期講習が今までの総復習、

 

特訓は実戦演習、

 

コンセプトは全く違うものだ。

 

内容も大事なのだが

 

一番重視するのは

 

長時間の学習を通して身につける

 

「勉強体力」だ。

 

たかが三日、されど三日。

 

帰り際には少しだけ受験生のオーラを感じることができた。

 

短期間ではあるが

 

これは確実な進歩だ。

 

 

 

 

「進歩」と「進化」の違いについては

 

以前にも触れているのだが。

 

改めて取り上げてみたい。

 

 

 

太古の昔から、途方もない年月をかけて、

 

ヒトは進化をしてきた。

 

そして今も進化の過程にある。
動物園のサルを見て、

 

「ヒトは昔あのサルだった。」というのは実は誤りだ。

 

サルもヒトが進化する期間に進化している。

 

だから、ヒトの祖先と思われるサルは現存しないのだ。

 

そして、『サルよりもヒトの方が進化している。』というのも誤りなのだ。
「進化」という言葉を辞書で引いてみると、

 

【生物は不変のものではなく、

 

長大な年月の間に次第に変化して、

 

現生の複雑で多様な生物が生じた、

 

という考えに基づく歴史的変化の過程。

 

この変化は、必ずしも進歩とは限らない。】とあった。

進化することは良くなることとは限らないのだ。

 

だから退化することだって進化の一種であるといえる。

 

一方、進歩は辞書によると

 

【物事が時の経過とともによくなっていくこと。】とある。

 

私たちはよくなっていけるように「進歩」をしていくべきなのだ。

英語で進化はevolution(エボリューション)、

 

進歩はprogress(プログレス)となる。

 

先ほど述べたように、

 

地中に暮らすモグラの目が退化したのはエボリューションであり、

 

プログレスではない。

 

ヒトの手の水かきが退化したのも同様にエボリューションだ。

 

プログレスの語源は【前に進む】だ。

 

この場合の【前に】は【いい方向に】と言い換えることもできるだろう。

 

 

 

 

本日から夏期講習再開だ。

 

みんなで進歩していこう。

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