和敬清寂
「和敬清寂」
茶道の言葉だ。
お茶を広めたことで有名な千利休が、
みんなにわかりやすいように
茶道の心得を説いた文言である。
「和」は、お互いに心を開いて仲良くなるということ。
「敬」は、お互いに敬いあうこと。
「清」は、目に見えるものだけでなく、こころも清らかであるということ。
「寂」は、どんな時にも動じない心。
茶道だけでなく、
日常の人づきあいにも大切なことばかりだと思う。
特に「敬」は重要だと思う。
本当に仲良くなるために、
一番大切な段階はこの「敬」にあると思う。
敬うという行為って難しい。
表面上ではわからない。
でも仲のいいふりをして
マウントをすぐ取りたがる人だってたくさんいる。
吉川英治の言葉に
「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」
というものがある。
これぐらい謙虚にいきたいものだ。
「和敬清寂」
いかがでしょうか、
新しいスタートに
ひとつ実践してみてはいかがでしょうか。