全部やろう

〇〇に忙しくて、家のお手伝いなんてできないよ。

 

そんなセリフを言ったり、聞いたりしたことはないだろうか。

 

例えば、受験勉強。

 

受験生の中には、家の手伝いなんてやっているのだったら

 

英単語の一つでも覚えていた方がいいなどと考える人もいるだろう。

 

寸暇を惜しんで

 

徹して学び抜く姿勢はたしかに大事なことだ。

 

しかし、

 

諸事万般、小事なくして、大事はない。

 

慶応義塾の創立者・福沢諭吉は、

 

日本の将来を託す学生に「先づ鄙事(身辺雑事)に多能なるべし」と語った。

福沢諭吉とはどんな人物?功績やエピソードについて簡単にわかり易く紹介 | れきし上の人物.com

諭吉自身、

 

若き日から水汲みや掃除など家事を何でもやり、

 

生涯、その姿勢は変わらなかったという。

 

小事に取り組むなかに、人間を磨き、大成させる力を見いだしていた。

 

受験という大きな目的も、

 

日々の小さなことの積み重ねの先にある。

 

惜しむべきは、

 

スマホに搾取される時間であろう。

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