アップとルーズ

小学4年生の国語の教科書に

 

アップとルーズで伝えるという作品が出てくる。

 

この作品では

 

何かを伝えたいと思うときには

 

ある部分を細かく伝える「アップ」と

 

広い範囲の様子を伝える「ルーズ」があると述べられている。

 

例として

 

サッカーの試合のテレビ中継の様子が挙げられている。

 

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サッカーの理解を深める3つのポイントとは!? 試合観戦で注目すべきポイントを解説 | サカイク

 

 

 

 

 

 

私は「アップ」と「ルーズ」は

 

画面や写真だけでなく

 

学習にも当てはまるのではないかと思う。

 

 

 

 

 

 

昨日のこと。

 

中学1年生の生徒と話をしていた時

 

「定期テストの範囲が広くて大変です」

 

そんなことを言っていた。

 

たしかに

 

今回が初めての定期テストだし

 

中学校入学前は

 

単元が終わったらすぐに

 

カラーテストをやっていただけなので

 

複数の単元や教科を

 

1日や2日でまとめてテストをするような

 

定期テストは範囲が広く感じるのだろう。

 

細かい範囲のカラーテストが「アップ」だとすると

 

広い範囲の定期テストは

 

さしずめ「ルーズ」と言いたいのだろう。

 

 

 

 

しかし

 

このような感覚は

 

すぐにでも

 

修正しなければいけない。

 

なぜだかわかるだろうか。

 

 

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

定期テストは

 

 

実は

 

 

範囲の狭い「アップ」なのだから。

 

 

 

 

定期テストから

 

 

離れていって

 

 

より広い範囲をみてみると・・・・・・

 

 

そう

 

 

それが

 

 

受験の範囲

 

 

つまり

 

 

中学校の学習すべてなのだ。

 

 

この範囲がすべて仕上がらなければ

 

受験での成功は望めない。

 

だから

 

高校受験の範囲こそが

 

学習の基準となるべきなのだ。

 

そこから

 

ある部分だけ細かく切り取ったような

 

定期テスト範囲は

 

実は「アップ」なのだ。

 

 

 

 

中学生の学習のコツは

 

「アップ」と「ルーズ」の

 

感覚を切り替えるところから始まる

 

そう言っても過言ではない。

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