こころ
夏目漱石は代表作『こころ』で、
揺れ動く人間の心を綴った。
「人間は誰でもいざという間際に悪人になる」
との話を聞いて押し黙った青年に、
登場人物の先生が言った。
「君の気分だって、
私の返事一つですぐ変わるじゃないか」と。
人の心ほど、移ろいやすいものはない。
だが、逆に言えば、
人の心ほど、可能性を秘めたものもない。
研究によれば、人は一日に6万以上もの思いを巡らせるという。変転きわまりない心の動きだ。
人生は心ひとつで自在に変えていける。
ならば、前向きな思いで心を満たしていこう。
そう意識していきたい。
さて、話は変わって手帳の話。
昨年も来年の手帳のことを書いたけれども、
今年も来年の手帳を買った。
今年も去年と同じもの。
3年連続でこれを使っているが、使い勝手はいい。