蝶を追いかける少年

「怒りの葡萄」などで知られる

 

米国のノーベル賞作家ジョン・スタインベックは語りました。

 

「天才とは蝶を追って

 

いつのまにか山頂に登っている少年である」と。

 

 

周囲から、「よくこんなに高いところまで登ってきたね」

 

と褒められても、少年はぽかんとし、

 

「ぼくは蝶を追ってきただけで・・・」

 

と戸惑うのみでしょう。

 

 

 

小学校へ入る子どもは、

 

ものを知りたい気持ちがあるけれども、

 

どうしたら知識を得られるか、

 

見当もつきません。

 

とにかく、先生の言うとおりに勉強しなさい、

 

となります。

 

自分で動くのではなく、

 

受け身から学習習慣が始まります。

 

受け身の学習習慣は、

 

学校にいる間中ずっとついてまわります。

 

そればかりか、社会へ出てからも、

 

勉強とは教える人がいて、

 

読む本があるものと思いこんでいます。

 

 

そんな受け身のスタイルの学校の優等生は、

 

年齢を重ねていく中で成功することが難しくなっていくことでしょう。

 

本当の成功者は、

 

蝶を追っていつのまにか山頂にたどりついてしまう、そんな少年なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

学習において不可欠な「意欲」を高めるきっかけ作りに、

 

辻本塾では「生徒ガイダンス」を実施します。

 

こどもたちが将来を前向きに受け止め、

 

今を本気で頑張るためのものです。

 

中には、「そんなことをする時間があるならば

 

授業をしてくれたほうがテストに役立つはず」

 

とお考えになる方もいらっしゃるかと思います。

 

でも、意欲のない学習者にとって、

 

勉強することは反発を生みます。

 

仮に受験で成功したとしても、

 

その後、自分から本気で頑張ろうという気持ちが

 

果たしてうまれてくるでしょうか。

 

もちろん普段の授業の中でも、小中学生全員に、

 

意欲を持って自ら学ぶことの大切さを伝えていきたいと思います。

 

そして、ガイダンスや授業をきっかけに、

 

通ってくれている生徒たちが、

 

みずから学ぶ意欲が少しでも芽生えてくれたら、

 

それはなによりも価値のあることだと思いますし、

 

結果として、成績は向上すると考えます。

 

 

蝶を追い求める少年は、

 

人からやりなさいと言われて

 

蝶を追い求めはじめたのではありません。

 

蝶を追い求める少年は、

 

明日から蝶を追いかけようなどと

 

先延ばしにはしません。

 

蝶を追い求める少年は

 

蝶をつかまえるまで、

 

決してあきらめません。

 

そして、蝶を追い求める少年にとって、

 

山頂だってただの通り道に過ぎないのです。

 

 

 

 

ひとり一人に、違う蝶がいる、

 

色だって形だって様々だ、

 

どれがいいとか悪いとか、

 

そんなことは本当はどうでもいいことであり、

 

みんながそれぞれの蝶を追い求め始めるのだけれども、

 

途中で多くの人があきらめてしまっているのかもしれない。

 

ガイダンスや授業の中で蝶を追う少年のように学んでいくことが

 

できるようになってほしいと願います。

 

今年最後のガイダンスを現在準備中です。

 

 

 

あなたにとっての蝶は何でしょうか?

 

目をこらせば見えてきませんか

 

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