見えないということ

筆記用具と紙を用意してください。

 

腕時計を持っている人は腕時計、

 

持っていない人は自宅にある掛け時計の絵を描いてみてほしい。

 

見てはいけない。

 

2、3分ですぐ書いてみてほしい。

 

バンドのデザインや文字盤、

 

数字は算用数字だったり、

 

ローマ数字だったりいろいろだと思う。

 

秒針の長さなどもだ。

 

 

 

この実験をすると、ほとんどの人が間違える。

 

これは、なぜだろうか。

 

腕時計は、何度も見ているはず。

 

人によっては長年愛用している時計を間違える。

 

そして、デザインを確認した直後に、

 

「いま時間は何時だった?」と質問する。

 

そうすると、今度もまたほとんどの人が、時間を覚えていない。

 

時計のデザインを確認するために、時計を見た直後なのにもかかわらずだ。

 

 

 

この実験でわかること、

 

それは、人は重要なものしか見えないということ

 

そして、人は見る準備をしているものしか見えない

 

ということだ。

 

そして面白いことに、

 

一つの情報に集中してしまうと、

 

他の情報が見えなくなってしまうのだ。

 

好きな人が出来たら、

 

ほかの人は見えなくなるのと同じだ。

 

 

 

 

 

同じ授業を受けていても、

 

成績が伸びる生徒と

 

そうでない生徒がいるのも

 

このことが大きく影響しているのでないだろうか。

 

目の前の授業が、重要だと思わなければいけない。

 

そして、全力で授業を受けることが重要だ。

 

 

 

 

夏期講習がやってくる。

 

今まで以上に一生懸命がんばろう。

 

この夏は飛躍の夏となるように。

 

 

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