複利
アインシュタインは複利を「人類最大の発明」と呼んだ。
複利を簡単に言うと
利息を足したものに同じ利率を掛けて繰り返すと
ものすごく増えやすくなること。
例えば
100万円があるとする。
7%複利だったら
10年後には倍の200万円になっているのだ。
ものすごい増え方だ。
10年前といえば・・・・
2013年だ。
ほんのついこの前ではないか。
今再放送をしている朝ドラの「あまちゃん」が放送されていたっけ。
「じぇじぇじぇ!」って覚えていませんか。
あとは「倍返し!」も流行語。
もうひとつ「お・も・て・な・し」とか。
話を戻そう。
アメリカの物価が2%ちょっとずつ上がっていって、
30年で物価は2倍になったぞなんてことも事実だ。
私は複利はお金だけじゃないって考えている。
人の技術だとか能力の向上も
同じように「複利」で運用されていると思っている。
アスリートや芸術家とか棋士などで
成長著しい人がいる。
野球の大谷選手とか将棋の藤井六冠などは
まさに複利ではないか。
複利に関して「70の法則」というのご存じだろうか。
70という数字を利息の□%で割ると
元金が2倍になる年数がわかるという法則。
5%なら14年とか、7%だと10年とか計算ができる。
前の年の20%増で実力を付けてる人は、すぐに倍になるのだ。
しかし向上率ゼロだった場合には、ずっと同じまま。
大谷選手や藤井六冠は
多分「複利」を実感してると思う。
これくらい鍛えると、これだけ成長できるって。
もちろん彼らには才能もあって
スタートラインも違うってわかっている。
でも私たちだって
複利の恩恵を
受けることはできる。
日々、コツコツと成長することが最強なんだ。
だって
あのアインシュタインだって
複利のすごさに驚嘆したのだから。