蝶を追う

Genius is a little boy chasing a butterfly up a mountain.

この英文、中3の2学期で習う分詞の形容詞的用法(後置修飾)を習っていたら訳せますね。

※埼玉県の公立高校入試の英語では、後置修飾がたくさん出ますよね!

 

天才とは蝶を追っていつのまにか山頂にのぼっている少年である

ノーベル文学賞作家、ジョン・スタインベックの言葉です。

 

研究・開発などのクリエイティヴな分野で成功する人は、

自分の内側にある知的好奇心が原動力。

 

他方、入試やペーパーテストだったら、知的好奇心が原動力って人はまずいない!

 

いや、ごくまれにいる。こういう人たちって・・・・・・

話すと長くなるので、この話は別の機会に。

 

入試やペーパーテストでは、他者に対する競争心や将来の利益を期待する打算が原動力になるのがほとんど。

(やらされるという強制力が原動力の人もいる!)

そして、競争心や打算が強いほど成功しやすい。

「あいつには絶対にまけないぞ!」とか「あの学校に何が何でも入学したい!」とか。

 

受験勉強をゲーム感覚で楽しめている生徒もいる。
学問的情熱とは似て非なるものだが、そのように楽しめる生徒は、たいてい良い結果になっている。
受験勉強をそれほど苦痛に感じないでこなせる生徒は、進学後もハッピーな人生を得られやすい。
一方で、将来の幸せのために今を犠牲にして頑張っているんだ、という悲壮感を漂わせている生徒は、うまく難関校に合格しても、それから後はあんまり良い人生を送れないことが多いように見受けられる。
昔から、合格発表の瞬間が人生のピークだった、という高学歴者は至る所に山ほど転がっている。
最後にホントのことを言うよ。
入試とかペーパーテストで成功するのは競争心や打算が原動力のタイプ。
ライバルとの競争、弱い自分との競争、大変だけどそこから得られる達成感。最初は嫌々であっても、やっているうちにはまってくる。ライバルに勝った!やったーとかね。
ここで、前の部分を読み返してほしい。この状態を「将来のために今を犠牲にして頑張っているんだ」って悲壮感を出しちゃダメ。我慢強いのとは違う。
ゲーム感覚でも何でもいいから楽しまなくちゃ、その先がうまくいかなくなる。人生いつでも「今を楽しむ」の気持ちが大事。
だから、一人でやるより、塾に通ったりするほうがいいのかもしれない。
他方、受験で自分が入学したい学校の先生方が求めているのは、知的好奇心が原動力の前者のタイプ。特に大学受験。
求められているのは、ペーパーテストで成功するタイプじゃないよ。
そういう「好ましい学生」を発掘するために、推薦・AO入試が行われてきたし、
今、世間を大きく騒がせている「高大接続大学入試改革」が着々と進行している。
じつは、早慶の附属高校の推薦入試でペーパーテストがない理由のひとつもここにある。
狙いは、全く違う2つのタイプが混ざり合うことによる化学変化。
面接で何を話すかって考える前に、そして、アカデミックな世界に入る前に頭に入れておいたほうがいい。

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