英語

中学生の体験授業希望の方と面談した時のこと。

 

学校での成績は各教科平均点以上だけど

 

英語だけは他教科よりも

 

苦手意識があるとのこと。

 

中学入学後から

 

モヤモヤした状態のまま

 

今まで来てしまったようだ。

 

そのような生徒は

 

実は以前に比べ増えている。

 

なぜだろうか。

 

 

 

 

 

それは、

 

英語が

 

中学から始まる教科ではなくなったからなのだ。

 

小学校高学年で教科として学習する。

 

中学校での学習は

 

その続きになる。

 

小学校では

 

単語を覚えたり

 

作文したりすることはない。

 

でも

 

中学校では

 

ペーパーテストで

 

成績が決まってしまう。

 

書けなければいけない。

 

ここがさっきのモヤモヤの主な原因だ。

 

だから

 

小学校の学習内容を

 

書けるようにすれば解決できるのだ。

 

参考までに

 

その生徒の地域で採択されている

 

東京書籍の英語の教科書を持ってきて

 

ご説明差し上げた。

 

教科書の最後の方には

 

小学校で習った単語リストがある。

 

これは書けるようにしてから

 

中学校に入学してくださいね

 

中学校の教科書では

 

それらが分かっているものとして

 

進んでいきますよ

 

そういうことなのだと。

 

今から取り返すことは十分にできる。

 

まずは

 

中学校の教科書の付録のページを

 

活用した学習方法をいくつか紹介した。

 

話を聞いている表情を見て大丈夫だと思った。

 

どうせだったら

 

うちの塾で英語を得意教科に変えてみよう。

 

 

 

 

 

 

来年度の小学校の教科書採択表を見た。

 

教科書会社は

 

小学校と中学校の連続性を考えて

 

それぞれの教科書を作っているだろうから

 

同じ会社を採択するほうが学習効率が良いような

 

気がするのだけれども

 

異なっている地区も多い。

 

なんだか気になる。

 

注視していきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

気になると言えば

 

もう一つある。

 

小学校の英語は来年度から

 

デジタル教科書を先行導入するのだ。

 

これまで補助教材の扱いだったけれども

 

主たる教材としても利用ができるのだ。

 

どうなっていくのか

 

こちらも注視していきたい。