苦労は買ってでも

漫画「鉄腕アトム」でアトムが誕生したのは

 

今から20年前の2003年という設定だった。

 

現実社会では

 

ここのところAIなどの進歩が目立ってきているが

 

手塚治虫氏の空想社会では、

 

すでにロボット時代の到来である。

 

 

 

子どもを事故で失った科学者が、

 

身代わりに造ったアトム。

 

しかし「お前は人間のように成長しない」

 

生みの親にいじめられ、捨てられた。

 

人類のために戦いながら、

 

時に人間の愚かさに憤り、

 

ロボットの味方にもなる。

 

 

 

 

 

 

 

人間の指示だけで動けば、

 

アトムに葛藤はない。

 

しかし

 

「ぼくに人間の心はあるのか」

 

「正義とは何か」

 

と悩み、

 

傷つきながら、

 

優しい心を宿していく。

 

手塚氏は、

 

ロボットのアトムを通して、

 

人間とはいかなる存在かを問いかけた。

 

 

 

 

 

ロボットが人間らしくなる一方、

 

人間が冷たいロボットと化しているようにも感じる。

 

いったい人間とは何か。

 

正しい人生、幸福とは何か。

 

このような答えのない難しい命題に悩み、

 

格闘する人生こそ、

 

最も人間らしい生き方ではないだろうか。

 

この葛藤の中に、人間性が培われる。

 

 

 

 

 

 

 

学習だって受験だって同じだ。

 

苦労し

 

悩み

 

葛藤することこそ

 

成長の原動力だ。

 

苦労は買ってでもしろというけれど

 

本当にその通りだ。

 

一人では

 

ためらってしまうかもしれない。

 

そんな人は

 

うちの塾で一緒に頑張ってみよう。

 

もうはじまりの春がやってくるのだから。

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