自分を見失わないこと

本日は県公立高校の入試だ。

 

公立高校受検者たちは

 

この日のために鍛え上げてきた。

 

一つだけアドバイスをするとしたら

 

学力検査会場の雰囲気に飲み込まれて

 

自分を見失うなということだ。

 

模試を受けたり

 

三者面談などもやって

 

合格できそうだという

 

気持ちがあったからこそ

 

出願をしたはずだ。

 

だとすれば

 

普段と変わらない出来であるならば

 

合格できる。

 

本番だからといって

 

普段と違うことをやるのが

 

一番怖いことなのだ。

 

 

 

 

 

 

昨日のうちの塾の受検生たちは

 

ある受検生は面接の練習を入念にやり

 

ある受検生は社会の知識の確認をやり

 

ある受験生は過去問を解いたりして

 

人それぞれやるべきと思ったことをやっていた。

 

うちの塾で一番ナイーブな受検生は

 

先週に続いて

 

英語の「北辰のかこもん」をやっていた。

 

埼玉県の過去問はやり尽くしているし

 

北辰テスト最終回の第8回は

 

入試予想問題といってもいいだろう。

 

時間の使い方や問題のアプローチの仕方など

 

得られるものは大きいのだ。

 

うちの塾で解く入試前最後の実戦演習だ。

 

ぴったり時間を計って終了。

 

作文や記述の部分点を教えてあげて

 

得点を出したときの表情は

 

曇っていた。

 

感想を訊いてみると

 

70点に届いておらず

 

手ごたえがあまりなかったとのこと。

 

でも

 

偏差値換算表をみると

 

偏差値71。

 

本人はびっくりしていたけれど

 

大事なことに気がついたのではないだろうか。

 

それは

 

自分が難しいと思うものは

 

他のみんなも難しいと思っているし

 

自分が解けない問題は

 

他のみんなも解けないということ。

 

実は

 

その生徒は

 

先週も同じことをやっていて

 

偏差値はそのときも71だった。

 

これでやっと分かってくれたようだ。

 

敵は他の受検生たちではない。

 

周囲にのまれて

 

力が発揮できなくなることだ。

 

だから

 

いつも通りにやればいい。

 

いつも通りにやれた人には

 

合格の女神は微笑みかけてくれるのだから。

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