老兵

陽気に誘われ、

 

このエリアの桜もあと2週間ほどで開花をむかえるようだ。

 

群れ咲く桜並木もいいけれど、

 

路傍に咲く小さな花に気づき、

 

はっとする。

 

誰が見ずとも、我は我。

 

春となれば凛と咲く潔さ。

 

 

 

 

 

 

かのナポレオンの劇的な生涯の中でも、

 

1814年の閲兵での出来事は特に印象的だ。

 

ナポレオンは、一人の老兵に目を留めた。

 

「どこかで会った気がする。名前は何というのか」

 

 

 

 

 

アルコレ橋、

 

マレンゴ、

 

アウステルリッツと、

 

数々の激戦を、老兵は皇帝と共に勝ち越えてきた。

 

位は伍長。

 

功労に比べれば、あまりに低かった。

 

皇帝と一緒であれば、

 

それで満足だった。

 

ナポレオンは、

 

胸にあった勲章を自ら老兵につけてやった。

 

太鼓、ラッパが響き、

 

その場で老兵は大尉に昇進する。

 

20年来泣いたことのない老兵の目に涙が光った。

 

 

 

 

 

報われないことだってある。

 

でも

 

真摯に取り組み続けていけば

 

かならず道は開ける。

 

 

 

 

 

 

 

今日は公立高校の合格発表。

 

世界が自分を祝福してくれている気持ちになった人もいれば

 

世界で一番不幸な気持ちを味わった人もいる。

 

余韻に浸りたくても

 

時間を巻き戻したいと思っても

 

明日は容赦なくやってくる。

 

今日のキモチは

 

時間が薄めてゆく。

 

 

 

 

 

英文法で現在完了というのがあるけれど

 

人生は現在完了だと言った人がいる。

 

現在完了とは

 

現在の結果をもたらす

 

過去の出来事を表現するために使用される。

 

過去が現在を作る。

 

そして

 

過去が作り上げた現在を変えることは不可能だ。

 

それじゃあ

 

現在を変えれば

 

未来が変わるということだ。

 

うれし涙を流した人も

 

悔し涙を流した人も

 

次の挑戦に目を向けよう。

 

まずは

 

作戦を練らなければいけない。

 

次の相手をよく見極めると

 

やるべきことが見えてくる。

 

そしたらあとは

 

全力で立ち向かうだけ。

 

愚直に

 

あの老兵のように。

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