福沢諭吉

福沢諭吉と言われて何を連想しますか?

 

一万円札?

 

慶應義塾?

 

学問のすすめ?

 

 

最後の「学問のすすめ」ですが、

 

多くの人が知識として持っているだけで、

 

実際に学問のすすめを読んだことのある人は

 

あまり多くないのではないでしょうか。

 

「学問のすすめ」に限ったことではなく、

 

他にも名前だけ知っているような

 

冒頭だけ知っているような

 

一問一答的に覚えている知識は

 

他にもたくさんあると思います。

 

それは受験勉強の弊害ともいえる学び方ですね。

 

クイズ番組のためならば分かりますが、

 

本当の意味での教養とは言えませんし、

 

そもそも

 

本は中身を知らなければ、意味がありませんよね。

 

私自身も受験指導をしていると

 

知識がうわべだけにとどまりがちなので

 

意識するようにしています。

 

 

読んだことのない人は、

 

福沢諭吉が『学問のすすめ』を通して

 

伝えたかったものを知ってもらいたいと思います。

 

 

『学問のすすめ』の冒頭部分を分かりやすく

 

訳してみると、こうなります。

 

「天は人の上に人をつくらない」

と言われている。

しかし今世の中を見てみると、

賢い人と愚かな人がいる。

また、貧しい人や裕福な人、

身分の高い人と低い人がいて、

その有様は雲泥の差だ。

どうしてだろうか。

ひとは生まれた時は平等である。

学問をして、物事を知る人は偉く、

お金持ちになる。

無学の者は、卑しくて、

貧乏になる。

生まれたときは皆平等かもしれないが、

その後は学問によって人生がわかれる。

 

学問をして

物事を知らなければ

大切なことを

だれかに頼るしか方法がなくなり、

だまされたり、損をします。

学問で物事を知り、

独立して、幸せに生きるべきです。

 

そのためには、

テストのための知識だけではなく、

自分の言葉で伝えることができるくらい

「活用力」も鍛え、博識を持たなければいけません。

 

 

愚かな人々の上には、ダメな政府ができ、

優れた人々の上には、良い政府ができます。

ネットとかテレビの誰かの意見に同調するだけで

自分の意見を持てない人がいます。

学ぶことをせずに無知であれば、

結局は

誰かの考えをに頼らざるを得ません。

 

 

学問のすすめが書かれた理由は、

ひどい政治に苦しむより、良い政治をしてもらいたいし、

国が衰退していくよりも

国の力が強くなって、豊かになる方がいいし、

外国からも馬鹿にされるよりも、尊敬された方がいいからです。

 

そのために大切なことは、

みんながきちんと学び、博識を持ち、

政府が政治をやりやすくしてあげ、

自分たちは悪政に苦しまないようにし、

お互いが理解し合っていくことです。

 

 

「学問のすすめ」は300万冊以上売れたそうです。

 

当時の人口が3000万人くらいだったので、

 

ざっと10人に1人くらいがこの本を買ったのですね。

 

借りて読んだ人もいるでしょうから、

 

当時、この本から影響を受けた人は相当数いたといえるでしょう。

 

 

 

 

 

一昨日、鬼滅の刃の最新刊を入手するために、

 

うちの塾生が近所の書店で並んだとのこと。

 

何十人も開店前から並んでいたそうです。

 

その行列の中に、うちの塾生は2名もいました・・・・・

 

確かに鬼滅の刃は面白いマンガです。

 

それを読み終わってから、

 

今こそみんなで「学問のすすめ」を読んでみませんか。

 

↓青空文庫「学問のすすめ」

https://www.aozora.gr.jp/cards/000296/files/47061_29420.html

 

 

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