甘い話

「偏差値が1ヵ月で20上がる○○勉強法」

 

「これさえやれば絶対楽勝合格!秘伝の○○勉強法」

 

「誰もが知らなかったマル秘○○勉強法」

 

 

仮にこういう勉強法が存在するとすれば、

 

多くの教育機関において採用されているはずだが、

 

そんな話は聞いたことがない。

 

難関校の現役学生に聞いてみると、おそらくみんながプッと吹き出すだろう。

 

短期間で学力を上げようという気持ちは分からないでもない。

 

究極の勉強法があるとしたら

 

それは、「真剣な勉強を継続する」ということだ。

 

肩透かしのような結論だが、

 

勉強が出来るようになるには、

 

何よりもそのことが大切なのだ。

 

 

 

 

全く同じ勉強方法を

 

2人の生徒が同じ期間だけ実践したとしよう。

 

果たして2人が同じように成績が伸びるだろうか。

 

私は、まず同じように伸びることはないだろうと考える。

 

なぜならば

 

その学習方法を始めるまでの2人の基礎学力の違いもあるし、

 

何よりも2人の学習に対する気持ちの違い、

 

すなわち取り組みの温度差も考慮しなければいけない。

 

気持ちを込めて努力を継続すれば、

 

余程悪いやり方でなければ

 

成果が表れるが、

 

気持ちがこもっていなければ

 

継続しても成果が表れてこない。

 

成績を向上させたいと本気で思い、

 

取り組みを継続させることを前提として

 

そのうえではじめて学習方法の良し悪しが議論されるべきだと思う。

 

ざるにどうしたら水をためことができるだろうかという議論には全く意味がないのだ。

 

ざるに水を注いでもたまらない。

 

桶とかバケツに水をためていくのは話をする価値があるのだが、

 

ざるに水をためる話は、

 

真剣に継続しないで学力を向上させる話と同様に

 

話をする価値すらないのだ。

 

 

 

 

 

宝くじや競馬で儲けようと思うギャンブラータイプには、

 

楽な勉強法が魅力的に映るかもしれない。

 

でも、残念ながら、お金を稼ぐには真面目に働くのが一番。

 

勉強も又然り。

 

なかなか甘い話はないものだ。

 

もし甘い話があったら、私も知りたいものだ。

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって家作りの話。

 

瓶で家を作っている。

 

世の中いろいろなアイデアがあるものだなあ。

 

住み心地はどうなのだろう?

 

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