『僕が意識した生き直しのコツは、たった3点だ。
「生活リズムを朝型に整える」
「人間関係を取捨選択する」
「しつこくなる」』
やはり、生活リズムは大事。
令和元年に登場!埼玉県志木市の進学塾
最近読んだ本を紹介したい。
元ヤクザの著者が
一念発起、司法試験にチャレンジして
合格した話だ。
18歳で大学受験のために福島県から上京した著者は
10年後にヤクザになっていた。
そして、覚せい剤におぼれ
ヤクザを破門された。
それから8年後
彼はなんと司法試験に合格していた。
現在は東京で弁護士をしている。
最難関の資格試験「司法試験」に合格するのは
誰にとっても簡単なことではない。
覚醒剤中毒者にとってはさらに難しいことだろう。
最初は、30分勉強したら30分休憩して散歩に行く
というふうに
自分をコントロールしながら
コツコツ続けることを考えていましたと振り返っている。
これを読んで思ったのは
勉強嫌いの小中学生に
著者の経験が役に立つのではないだろうかということだ。
勉強方法や精神論など何かいいものがないだろうか
そんなキモチで読み進めた。
すると
見つかった、いいヒントになりそうな部分が。
以下、引用だ。
『僕が意識した生き直しのコツは、たった3点だ。
「生活リズムを朝型に整える」
「人間関係を取捨選択する」
「しつこくなる」』
やはり、生活リズムは大事。
だらけた生活リズムでは人は成長ができないということだ。
人間関係も大事。
特に小中学生であれば周囲からの影響も大きいのでなおさらだ。
でも、一番大事なのは「しつこくなる」ことではないかと思う。
あきらめなければできるからだ。
範囲も決まっていて
答えもあるわけだから
やればできる、かならずできる、ぜったいできるのだ。
もう一つ大事なことが書いてる。
著者が見つけた受験勉強のコツは
過去問や市販の問題集を繰り返すことだ。
テキストを読むのは
問題集を解き終わって
どんな問題が出されるのかイメージを持ってからで良いとのことだ。
やみくもにテキストをべた読みすると
重要でない部分を暗記するように読み込んでしまったりして
無駄が多いのだという。
さらに、問題集は「繰り返す」ことが大事だと。
逆に言うと、しっかりと問題に向き合って
1周だけ取り組むみたいなやり方ではあまり身につかないそうだ。
サラっとでいいから問題を解く、すぐに解答を読む。これが一番だと。
時間をかけて記憶を絞り出す必要はないし
そもそも絞り出さなければ出てこないような記憶では受験に使えない。
とっとと問題集を1周させて、すぐに2周目、3周目に突入する。
テキストは、必要に応じて、後回しで良い。
これが、著者が宅建の受験で身につけた勉強法だ。
基本的にこのやり方で、司法試験まで合格できたそうだ。
何度も間違える問題を絞ってその問題を繰り返し解く。
どうだろうか。
私はこの方の言っていることはとても参考になると思う。