成功

5年間必死に働く意志と体力があれば、年齢に関係なく成功できる」

 

と言った人がいます。

 

有名な言葉なので、聞いたことがある人もいるかもしれません。

 

1つの分野について、短すぎず長すぎずある程度の期間、

 

継続して没頭することの大切さを端的に示した言葉だと思います。

 

5年間ぴったりでなくてもいいと思うのですが、

 

この人の人生における実際の経験から出てきた言葉なので、

 

5年間という具体的な数字にも説得力を感じます。

 

 

この言葉を発した人は、日清食品創業者で、

 

チキンラーメンやカップヌードルを開発した安藤百福さんという方です。

 

台湾出身の彼は若い頃から非常に苦労をしてきた人物で、

 

47歳のときには全財産を失ったそうです。

 

そして48歳のときに開発したのがチキンラーメンで、

 

その後カップヌードルなどを国民食と呼ばれるまでに

 

一般的なものにしたことは誰もが知るところです。

 

先ほどの言葉は、そんな安藤百福さんが残した名言です。

 

実際に彼が成功を掴んだのは48歳のときですが、

 

50歳でも60歳でも年齢は関係ないと安藤さんは言っていたそうです。

 

実際に彼は亡くなる前日の96歳まで仕事に明け暮れました。

 

5年どころではない仕事への執念ですね。

 

 

 

 

さて、全財産を失ってから、

 

チキンラーメンを開発成功するまでは

 

死にものぐるいの1年間だったといいます。

 

安藤さんは自宅の裏庭に建てた小屋で

 

“お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメン” の研究を始めました。

 

道具や材料はすべて自分で探し集め、

 

1日平均4時間という短い睡眠時間で丸1年間、

 

たった一人で1日の休みもなく研究を続けました。

 

安藤さんは開発にあたって5つの目標を立てました。

 

何よりもまず、おいしくて飽きのこない味でなければならない。

 

そして、家庭の台所に常備できる保存性があり、

 

調理には手間がかからないようにする。

 

さらに値段が安く、

 

安全で衛生的であること。

 

しかし、目標を定めたものの、

 

安藤さんは麺作りについてはまったくの素人だったため、

 

山のような試作品を作っては捨てる日々が続きました。

 

気の遠くなるような作業をくり返し、

 

ようやく理想的な配合にたどり着いた安藤さんは、

 

「食品とはバランスだ。

 

食品の開発は、たった一つしかない絶妙なバランスを発見するまで、

 

これでもかこれでもかと追求する作業である」と悟ったのです。

 

 

麺を長期保存するにはどうやって乾燥させればよいのか。

 

また、お湯を注いですぐ食べられるようにするにはどうすればよいのか。

 

この保存性と簡便性の実現こそが、

 

インスタントラーメンの開発における最も高い壁でした。

 

ある日のこと、安藤さんが台所へ行くと妻がてんぷらを揚げていました。

 

熱い油の中に入れられた小麦粉の衣は、

 

てんぷら鍋の中で泡を立てながら水分をはじき出していました。

 

「これだ! 天ぷらの原理を応用すればいいんだ! 」

 

安藤さんは早速、麺を油で揚げてみると、

 

麺の水分が高温の油ではじき出されました。

 

ほぼ完全に乾燥した状態となった麺は、

 

半年間置いても変質したり腐敗したりしない保存性を獲得。

 

加えて簡便性についての問題も、

 

この製法で解決することがわかりました。

 

注いだお湯が水分の抜けた穴から吸収されて麺全体に浸透し、

 

元のやわらかい状態に戻ったのです。

 

 

 

このてんぷらのエピソードは

 

どこか聞き覚えのあるようなないような

 

そんな感じがしませんか?

 

古代ギリシャの学者であったアルキメデス。

 

彼は、町の共同風呂に入っているときに、

 

浮力の原理を発見します。

 

湯船に入ってあふれ出たお湯を見て、

 

水の中に入れた物体は、

 

おしのけた水と同じ分だけおし上げようとする力がはたらく

 

ということに気づきます。

 

このおし上げようとする力が浮力です。

 

アルキメデスは、この発見を大喜びし「エウレカ(わかったぞ)!」とさけびながら、

 

家まで帰ったというエピソードを残しています。

 

常に頭の中でそのことを考えていたから、

 

発見できたのでしょう。

 

そのときに考えていなかったら、

 

あふれたお湯を見ても

 

何もひらめかなかったでしょう。

 

 

 

これは後のニュートンの万有引力の法則の発見でも同様でしょう。

 

エジソンの電球の発明のエピソードもいろいろ試している中で

 

成功したという点では全く同様ですね。

 

 

 

これらのことから分かるのは、

 

本当に大事なことは頭から離してはいけないということです。

 

小中学生ならば大事な事は、日々の学習ですね。

 

常に学習のことを頭の中に置いておくのです。

 

そうすると、何かの拍子で

 

分からなかったことがひらめいたりするのです。

 

何よりも、そうすることで

 

記憶の定着に役立ちます。

 

 

 

日々そのような思考とやれる限りの行動で過ごしていれば

 

最初に紹介したあの言葉は真実となるでしょう。

 

5年間必死に働く意志と体力があれば、年齢に関係なく成功できる」

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