怒る

私は絵を描くことが大の苦手だ。

 

嫌いなわけではないのだが、

 

絵心がない。

 

だから絵の上手な人を見ると

 

憧れてしまう。

 

 

 

 

以前、芸大生に影響を受けて、

 

一念発起

 

スケッチブックと鉛筆を購入したことがあった。

 

しかし、忙しさを言い訳に

 

使われないまま今に至っている。

 

 

 

 

さておき、

 

プラモデルの箱の絵を描いている人の記事を紹介したい。

 

プラモデルのボックスアート(箱絵)の第一人者として知られる

 

画家、高荷(たかに)義之さん(78)。

 

その仕事は昭和30年代の少年雑誌の戦記物挿絵から、

 

戦車模型の箱絵、さらにはガンダムなどのアニメにも及び、

 

今も現役で活躍中だ。

プラモ箱絵第一人者の高荷義之さん、前橋文学館で原画展 1月13日まで - 産経ニュース

プラモデル箱絵」、超絶技巧の画材は「小学校用の絵の具」だった!…第一人者、高荷義之さん絵を語る - 産経ニュース

 

高荷義之のTwitterイラスト検索結果。

 

魅了】『高荷義之』はナウシカ、ガンダム照射 : アート天国JAPAN

 

プラモデルは今は売れていないようだ。

 

「今は昔みたいに、出せば出すだけ売れるという時代じゃない。

 

価値観が多様化しているからね。

 

パソコンやらゲームやらで青少年の小遣いや時間が全部消えて、

 

プラモデルには行かないんじゃないか」

 

「今の子供はあんなうっとうしい作業はできないんだろうね。

 

プラモデルは接着剤を付けておしまいじゃなく、

 

ヤスリでつなぎ目を消したり、

 

色を塗ったりしないと完成しない。

 

テクニックが要るんだよ。

 

しょうがないだろうね」

 

 

 

高荷(たかに)義之さんのことばで

 

一番私のココロに刺さったのは

 

後進に対しての

 

このアドバイスだ。

 

 

「若いときに他人の絵を見て、

 

何でこんなふうに描くんだ、

 

と怒っていない奴は(絵描きとして)ダメだね。

 

今のロボットだとか、そういうものは、

 

僕なんかの絵を見て、腹を立てた奴が描いている。

 

だからより完成しているわけだ。」

 

 

若いうちに

 

ホンモノを見なければいけないと思う。

 

目を肥やすために。

 

でも、それだけで終わってしまったら、

 

いつまでたっても

 

そのホンモノを越えることはできないのだ。

 

高荷義之氏は

 

彼独特な「怒る」という表現をしているが、

 

とても大切なことだと思う。

 

そして、「怒る」対象は2人いると思った。

 

まずは、製作者に対して「怒る」。

 

もっとこうすればいいのに

 

自分ならばこうするのにという感じで。

 

そして、自身に対して「怒る」。

 

なんで自分はこのような立派な作品ができないのか

 

自分の未熟さに「怒る」という感じ。

 

ここでいう「怒る」ことは

 

怒っただけで終わるようなことはないのがポイントだろう。

 

マイナスのままで終わらない「怒る」なのだ。

 

そのあとに行動が続く「怒る」。

 

その「怒りのパワー」こそが

 

自身の成長の原動力になるのではないだろうか。

 

そして、これはプラモデルの箱の絵に限ったことではない。

 

どんなことにだって

 

「怒る」ことはとても大切なことなのだと思う。

 

いい意味で「怒る」「腹を立てる」ことを

 

実行してみてはいかがだろうか。

 

https://www.sankei.com/premium/news/141025/prm1410250026-n1.html

 

 

 

 

さて、話題は変わって、職業の話。

 

『実は今、農業は、

 

もうかる職業として人気になりつつあるのです。

 

この地域でも売れる品種ができたことに加え、

 

JAが就農支援を強化したことで、

 

農家のなり手が増加。

 

地域の過疎化を止める一助となっています。』

 

 

小中学生は

 

農業という選択肢を

 

考えてみても面白いと思う。

 

興味のある人は

 

リンク先をご覧あれ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e632047a4c48daae4a17ae1afc81e62f833e3777?fbclid=IwAR3XXcm2KtNyfyofhGFzEGrDQvXcJWZ0kYfk6aZRjtSpAB80kb5Sb91UjXU

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