志望校選び

埼玉県教育委員会は毎年、中学3年生の10月1日と12月1日現在の2回に分けて進路希望調査を実施します。

10月のものは、いわば人気投票のようなもので、人気校は高倍率になりがちです。

12月はだいぶ実際の出願先に近づいてきます。

夏休みを前に、この時期に中学校で進路希望調査を実施しているところもあります。

4校まで記入できる書式が一般的ですが、4校は多すぎるという人もいるかと思います。

今から考え始めましょうという意図で行っているものでしょう、いいタイミングですね。

アドバイスですが、前向きに考えましょう。よく考えずに今の力で合格しそうな学校を書くなどはやめましょう。

あそこに行けたらいいのだけれども、自分の実力では・・・などとも考えてはいけません。今からでも、やり方によって大きく学力を伸ばすことができます。

もし、決まっていない人がいるならば、思い切って難関校を書いてみるのもいいでしょう。本気の言葉には魂が宿ります。有言実行のチャレンジです。

 

さて、志望校の選び方ですが、ホームページやパンフレットや学校ガイドを見たりするのがお手軽ですね。

進学フェアのように、学校とは違う場所で、その学校の先生の話を聞くイベントも、一日で何校も聞けるのでこれもお手軽ですね。

お手軽に情報を集めたら、次は実際に高校へと足を運びましょう。

意中の高校は複数回足を運ぶことをおススメします。たとえば、中学生が自分の通っている中学校のことを考えてください。一日入学など、たった一度足を運んだだけでよくわからなかったことでしょう。学校のことを一目で気に入ることができたなら、まだいいのですが、そうでないならば何度か足を運ぶことです。また、その学校が本当にいいのかどうかを決めるのは、他校との比較も欠かせません。目を肥やすためにもいくつか見ておく必要があります。

中学校がお休みの日は、意中の高校の朝の登校風景なんかも見ておけますね。

説明会などの日程はホームページなどで調べて、カレンダーに書き込んで、極力多く参加しましょう。

国立・私立上位校の中には、1年に1回しか説明会を行わない学校もあります。気になる人は中1・2のうちに一度は行っておきたいですね。

 

「自分に合った〇〇」のような言葉はよく聞きますね。

自分に合った学校、自分に合った仕事などがそうですね。

逆説的ですが、面白い話を一つご紹介します。

「自分に合った仕事などない」というのは、解剖学者の養老孟司氏です。

極論に聞こえるかもしれませんが、要は“自分を仕事に合せていく”という奮闘の中に成長がある、ということです。

「目の前のことを必死にやっている限りは、自分が育ち続けるし、変わり続けます」とも。

 困難にぶつかったら勇気をもって乗り越える――頭では分かっていても実行できるとは限りませんね。

いざ厳しい現実に直面すると“状況が良くない”“周囲の人が悪い”などと誰かのせいにしたがるのが人の常ともいえます。

仕事だけではなく、学校に変えてみてもいいですね。学校から自分が何をしてもらうのか、ではなく、学校で自分が何をするのかを考えることが大切です。

そして、どんな環境だって、イヤなことの一つや二つはあります。「こんな学校に来なければよかった。〇〇が薦めてくれたから入学したのに・・・」は決して言ってはいけない言葉です。

ポジティブに物事をとらえ、どんなことでも成長の糧にしていきましょう。そして、どんな学校に入っても自分を成長させるぞという気持ちで3年間を過ごすのです。3年後に振り返ってみたら、きっと「ここに入学できてよかった。志望校選択に間違いはなかった。」と感じているでしょう。たとえ意中の学校でなかったとしても。

最後にひとつ。学校名は成長を保証してくれないのですよ。だから、同じ学校に通う人の中でも、卒業時に大きく成長できたと思える人も、そうでない人もいるわけです。難関校に通いながら散々な成績で卒業する人も少なからずいますし、大学附属校に通いながら、大学に推薦入学できない人もいます。

進路選びに迷っている人は、ぜひ一度辻本塾に相談にお越しください。お待ちしております。