待つこと

スマートフォンでネット上の情報につながるまで、

 

あなたはどのくらい待てますか。

 

時計メーカーが行った意識調査によると、

 

6割以上の人が「10秒以内」と答えました。

 

コンビニのレジでは1分待たされると、

 

3割を超す人がイライラを感じるといいます。

 

 

 

近年のIT技術の進歩により、

 

生活は格段に便利になりました。

 

スマホで調べ物をすればすぐに「答え」が分かったり、

 

ネットで買い物をすれば当日に届いたりしますね。

 

現代は「待たなくてもいい時代」と言えるかもしれません。

 

 

 

ただ、「待つ」ことを即不便とだけ捉えるのはいかがなものでしょうか。

 

精神科医の春日武彦氏は、

 

「精神的に裸となった自分と対峙しなければならないのが『待つ』という営み」

 

と指摘します。

 

思い通りにならない事態になっても、

 

感情的になったり、

 

さじを投げたりせず、

 

一度立ち止まります。

 

待つことで状況が変わる場合もあります。

 

待つという行為は、

 

精神的な成熟の証しなのです。

 

 

 

学習をしてもすぐに成績は上がりません。

 

成績が上がるまで「待つ」のです。

 

いろいろと工夫や改善をしながら待つのです。

 

志望校も同じです。

 

自分に合った学校を見つけるまで

 

待つのではありません。

 

自分の選んだ学校が

 

自分にピッタリ合った学校だと思えるまで

 

努力をしながら待つのです。

 

これらは

 

ネットの接続や

 

レジの順番待ちとは違います。

 

根気よく待つことが大切ですね。

 

成長した自分の姿を想像しながら

 

「待ち」ましょう。

 

 

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