年ぐれ

「年ぐれに としがゆくとは思ふなや としは毎日毎時ゆくなり」

 

若き日の西田幾多郎が120年前に詠んだ和歌だ。

 

そろそろ、今年も終わりが近づいてきた。

 

年ぐれだから、一年を振り返り、

 

時間が過ぎていくということを、

 

あらためて実感するのが一般的だろう。

 

しかし、

 

これに警鐘を鳴らしたのだ。

 

毎日、いや常に、

 

時が過ぎていくことを忘れてはいけないのだと。

 

 

 

苦難の連続の中、努力を重ね、

 

日本を代表する哲学者として大成。

 

この和歌には、いかなる時でも、

 

日々、精進を欠かさない不屈の決意がみなぎる。

 

 

 

 

西田幾多郎は、

 

苦労も多かった人物だった。

 

苦難に遭ったときは海に出かけることで心を静めたという。

 

じっと海を見ながら、

 

物思いにふけっていたのだろう。

 

「西田哲学」と呼ばれる独自の哲学体系を築いた哲人は、

 

「己を尽しきった所に生きたものが生れる」と断言した。

 

海を見ながら、

 

いろいろと考えたのだろうな。

 

想像していたら、

 

何だか海が見たくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

さて、話は変わってイギリスのニュースの紹介。

 

1215年に制定された大憲章(マグナ・カルタ)を根拠に主張をしている人がいる。

 

制定時、日本は鎌倉時代。

 

日本でも1232年には御成敗式目(貞永式目)が制定されている。

 

最初の武家法というだけで、

 

内容はあまり知られていない。

 

民法のある規定の源を御成敗式目に求める見解があるくらいで、

 

現在の法律には全く影響を与えていない。

 

マグナ・カルタとはまるで違うのだが、

 

御成敗式目と同時代のものを持ち出してくること自体が

 

すごいことだ。

 

人権先進国ならではの発想。

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3318435?fbclid=IwAR2qSzas8FkcdVlXOBFlzZDvRRP_sfNvokKoRoyutGQiy2Ulk3FmNaqFUhw

 

 

 

 

 

 

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