寝るなら立て!

中学生と面談をしていた時のこと。

 

「部活動で疲れてしまって夜眠くなります。」

 

その子の所属している部活はコロナ禍の中でも

 

結構ハードに活動している。

 

テストも近いけれど勉強時間の確保に困っているのだなと思い、

 

アドバイスをしようとしたところ、

 

だから眠くなると、立って勉強しています。

 

とその生徒は付け加えた。

 

その生徒が眠気と闘いながら

 

立ちながら健気に学習している姿を想像すると

 

何だか感慨深いものがある。

 

成長しているんだなとつくづく思う。

 

1年半前はまだ小学生だったけれど、

 

ハードな部活動と学習の両立に挑戦して

 

少しずつ確実に成長していたのだと改めて思う。

 

 

 

なるほど。

 

部活動がハードだから

 

ハードな状況もどうにか適応していくのだ。

 

できる子は、他の子がハードすぎると感じるくらい

 

いろいろなことをやっているものだ。

 

だから、時間を無駄にしない。

 

限られた時間を最大限有効に使う工夫をしながら

 

たくさんのことにチャレンジして成長している。

 

 

 

 

「寝るなら立て」精神で廊下のロッカーを机に、

 

立って勉強する光景が名物の進学校がある。

 

それは大宮高校だ。

 

在校生の「当たり前」の基準が他校にくらべて

 

高く、ハードな学校生活なのだ。

 

だからこそ、卒業生の進路は県内でも際立っている。

 

 

 

 

あと1週間一寸で中間テストだ。

 

大会のため、直前の週末はテスト勉強ができないという。

 

時間が確保できないならば

 

工夫するしかない。

 

いくつかのアドバイスをしてみたが

 

勇気と知恵を振り絞って

 

実践していく中に活路が見えてくる。

 

 

コメントを残す

塾の様子

前の記事

反省
雑感

次の記事

ドア