実績を積み重ねること

ある生徒が相談してきた。

 

私はいつも中途半端なんです。

 

いろいろ挑戦してみてみるのですが・・・・・」と。

 

そして「私は根性がない」と自分を評価していた。

 

そんな自分を変える“魔法の一言”を私に求めていたのだろう。

 

 

 

 

その生徒が必要なものを私は知っている。

 

それを教えてあげることにした。

 

人の脳は、真実を信じる。

 

だから、自分はやり遂げられる人物だと

 

自分が自分を信じなければいけない。

 

自分で自分を疑っていては、脳ができないと判断してしまうのだ。

 

だから自分はできると信じなければいけない。

 

信じるためには、実際に何かを最後までやり遂げなければならない。

 

小さなものでも構わない、実績を積み重ねるしかない。

 

そうすることで、脳が「やればできる」と判断するようになる。

 

そんな経験は誰もが積み重ねていた時期があるはずだ。

 

例えば小さいころに

 

自転車に乗れるようになったこと

 

鉄棒で逆上がりができるようになったこと

 

なわとびで二重跳びができるようになったこと

 

そのころはそんな積み重ねがあったから

 

日々どんどん新しいに挑戦し、

 

結果多くのことが出きるようになっていったのではないか。

 

 

 

私はその生徒に上記のことを伝えた。

 

そして

 

「たくさんアドバイスをすれば、それで解決すると思う?

 

泳ぎ方を覚えるときはどうだろう。

 

アドバイスをもらうだけで

 

クロールが泳げるようになる?」

 

と聞いてみた。

 

最初に基本のやり方を習わなければいけないが、

 

アドバイスだけでは、泳げるようにはならない。

 

その生徒も認めた。

 

実際にプールで練習し、

 

泳げるようになって初めて脳が

 

やればできると判断するようになる。

 

だから、小さなことから積み重ねればいい。

 

その生徒は週に一度塾に自習に来て勉強をすることを

 

3学期の間続けることを決めた。

 

「有言実行だ。しっかり続けよう!」

 

「はい」と笑顔で答えた。

 

あとは続けていって、自分を信じ、

 

脳が信じるようになればいい。

 

その積み重ねなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

さて、話題は変わって映画の話。

 

2日連続で映画の紹介だ。

 

いい映画が出てきている。

映画『旅立つ息子へ』公式サイト

子育てとは、子どもにとっての自分の価値を毎日少しずつ減らしていく逆説的な営み。

 

つまり子育ての目的は子どもの自立だ。

 

ゆえに、親として最も幸せな瞬間は、

 

親として最も寂しい瞬間にやってくる。

 

すべての子煩悩な親に見てほしい、

 

子育ての「幸せな逆説」が凝縮された作品だ。

https://www.cinemacafe.net/article/2021/01/23/71024.html

https://longride.jp/musukoe/?fbclid=IwAR3hTq7F–toVLMNqlyn23h7ALlK6z_a95Ey2WLKDe25pz2pt-GxWJKKxRg

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