三者面談を実施中だ。

 

昨日面談をした生徒は、まだ部活動を引退していない。

 

12月の全国大会を目指しているところだ。

 

志望校はすでに決まっている。

 

県内屈指の大人気の難関校だ。

 

ポジティブの塊のような子だけれど

 

第1回進路希望調査の結果をみたり、

 

成績が振るわないことなどから

 

少し諦めの気持ちが芽生えてきていたようだ。

 

だから夢に向かって

 

ラストスパートがかけられていないのだ。

 

実は、受験生が一番伸びるのはここからなのに。

 

模試の合否判定を覆すような急激な伸びは

 

この時期にみられるものだ。

 

追い込まれてこそ夢の実現をリアルに計画するし

 

一瞬一瞬本気でやるからだ。

 

今までその子はぼんやりとした夢を見ているだけだったのかもしれない。

 

もちろん努力がゼロだったわけではない。

 

でも、難関校だから

 

あまりにもぼんやりとした夢で

 

実現することをリアルにイメージできていたのだろうか疑問だ。

 

じっくりと長時間かけて話し込んだ。

 

面談は聞くことが大事なのだが

 

その子が話すとしたら

 

不安と懺悔などマイナスのことが多くなるはずだ。

 

それを言語化させてしまうことは

 

この場合は良くないと思い

 

今回は私がたくさん話すようにした。

 

数字は噓をつかないから

 

データを見せて

 

合格の可能性をはっきりと伝えた。

 

そのうえで

 

夢をかなえる方法を

 

たくさんのポジティブな言葉で

 

しっかりと伝えてみたつもりだ。

 

 

 

昨日の面談の帰り、

 

気持ちが切り替わったと思った。

 

一日一日やれるだけのことを

 

ギリギリまで

 

粘りに粘って

 

やりきっていこう。

 

 

 

 

夢を実現させることに関しては

 

糸井重里さんの詩を

 

私はとても気に入っている。

 

素晴らしい詩なので

 

紹介したい。

 

 

 

 

夢には翼しかついていない。

 

足をつけて、

 

歩き出させよう。

 

手をつけて、

 

なにかをこしらえたり、

 

つなぎあったりさせよう。

 

やがて、目が見開き、

 

耳が音を聞きはじめ、

 

口は話したり歌ったりしはじめる。

 

 

 

夢においしいものを食べさせよう。

 

いろんなものを見せたり、

 

たくさんのことばや歌を聞かせよう。

 

そして、森を駆けたり、

 

海を泳いだりもさせてやろう。

 

夢は、ぼくたちの姿に似てくるだろう。

 

そして、ぼくらは、夢に似ていく。

 

 

夢に手足を。

 

そして、手足に夢を。

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