原点と座標軸
「南米ブラジルのリオデジャネイロは、東京の北の方にある」
と聞けば、
「?」と思うだろう。
確かに世界地図では、
南東の方角に位置する。
ところが地球儀で見ると、
太平洋を渡るよりも、
北極圏へ向かった方が、
最短距離で行けるのだ。
私たちが通常、目にする世界地図の中心には日本がある。
下図のメルカトル図法が多くの人がイメージする地図であり、
赤いルートが東京とリオデジャネイロの最短距離のイメージだろう。
欧米の地図の真ん中にはヨーロッパがあり、
オーストラリアでは南半球を上にした地図が売られている。
どんな地図でも世界は、
常に客観的で同一の姿で描かれていると思いがち。
しかし、基準とする原点や座標軸が異なると、
まったく違ったものに見えてくる。
何を原点とし、どのような座標軸を持つかで、
物事の見え方は大きく変わってくるのだ。
誰かの意見や、同調圧力のある空気
常識といわれている古い考え方
などは気にしないで、
自分の信念に従って物事を見ればいい。
意見を言った誰かや、周囲はあなたの決断に対して
何も責任を取ってくれることなどはないのだから。
さて、話は変わって、芸術の話。
この人、すごい!
The way he liven up the wall
How to drawさんの投稿 2020年9月29日火曜日