公立か私立か

面談をしていてこんな質問を受けた。

 

「公立よりも私立の方が学習に対する意識が高いですよね?」

 

よく聞いてみると、意識の高い同級生に囲まれているほうが

 

自分も刺激を受けて成長できるだろうということだ。

 

確かに、周囲が「平均」を底上げしてくれているのだったら

 

分かりやすいだろう。

 

でも、わずか3年間のことだ。

 

過度な期待はしない方がいいと思う。

 

大事なことは

 

いつだって「今いる場所で成長しようとすること」なのだから。

 

 

 

 

植物生態学者の宮脇昭さんは「日本一多くの木を植えた男」として知られる。

 

生涯で4000万本の木を植樹。

 

混ぜる、混ぜる、混ぜる!」。

 

宮脇さんが、木を植える時の口癖だ。

 

地震、火災、台風に負けない、1000年続く“本物の森”をつくるには、

 

いろんな木を不規則に植える。

 

そして、それぞれに多少の我慢を強要し、

 

競争させながら、共生させる。

 

これが健全な生物社会の掟。

 

「画一化、悪平等は不安定で長持ちしない」とも。

 

 

 

 

植物と人は違うと言われるかもしれない。

 

だけど、今の時代こそ

 

どんな環境でも、

 

互いに違いを尊重し合い、

 

励まし合うからこそ、

 

自らの「個性」も磨かれ輝くということを理解してもらいたいと思う。

 

 

 

 

ガラスの部屋のバラの花よりも

 

野に咲くタンポポの方が

 

1000年続く本物の森には相応しい。

 

それを忘れなければ、

 

公立だって私立だって成長できるし、

 

あとは好みの問題だと思う。

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