保護者会

日曜日は保護者会でした。

 

学年などで4部に分けて実施。

 

各回ともテーマを変えました。

 

中学受験、高校受験、大学受験

 

さらにはDXやリスキリング

 

調子に乗って朝ドラの話などなど。

 

この日のために

 

アンテナを立てて

 

足を使って情報を集めてきました。

 

本当に大事な情報は

 

ネットでは出てきません。

 

そしてそういう情報は価値があるのです。

 

保護者の方もそうだと思うけれど

 

実は私も

 

保護者会によって

 

アップデートしているのです。

 

うちの塾の保護者は

 

教育熱心な方がたくさんいらっしゃる。

 

 

 

一方、親の心子知らずというように

 

まだ本気の学習モードに入り切れていない生徒もいます。

 

ここからどう変化し

 

どう入試を乗り越えていくのかが大事です。

 

どこにたどり着いたかではなく

 

どうやってたどり着いたか

 

そこに価値があると

 

私は確信しています。

 

異論もあるでしょうが、

 

これまでの経験から得られた確信です。

 

その意味で、受験の真価は、

 

合否の結果にあるのではなく、

 

入試本番までの道のりにあるのです。

 

 

 

おおたとしまさ氏の著書の中で知った

 

真木悠介氏の『気流の鳴る音』から引用します。

 

 

芭蕉は松島をめざして旅立つ。

 

「奥の細道」の数々の名句をのこした

 

四十日余の旅ののち松島に着く。

 

しかし松島では一句をも残していない。

 

「窓をひらき二階をつくりて、風雲の中に旅寝する」

 

一夜を明かすのみで、翌日はもう石巻に発っている。

 

松島はただ芭蕉の旅に方向を与えただけだ。

 

芭蕉の旅の意味は「目的地」に外在するのではなく、

 

奥の細道そのものに内在していた。

 

松島がもしうつくしくなかったとしても、

 

あるいは松島にたどりつくまえに病にたおれたとしても、

 

芭蕉は残念に思うだろうが、

 

それまでの旅を空虚だったとは思わないだろう。

 

旅はそれ自体として充実していたからだ。

 

 

 

いろんな挑戦がそうであるように

 

受験の道のりも、「奥の細道」のようなものです。

 

せっかく選択したのであれば、

 

その道の美しさも険しさも、

 

存分に味わってほしいと思います。

 

すべてが旅の思い出となり、

 

ほろ苦さすら、

 

いずれ味わいに変わりますから。

 

がんばれ、勇者たち!

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