一歩踏み出そう

「義を見て為ざるは、勇なきなり」とは『論語』の有名な一節だ。

 

何をすればいいか分かっていながら

 

しないことは

 

勇気がないからだとの意味だ。

 

 

 

 

 

 

 

机に向かうことだって勇気のいることだ。

 

やらなければいけないと分かっているのに

 

しっかりと向かい合うことから逃げている

 

そんな弱い自分、甘い誘惑に

 

打ち勝つための勇気だ。

 

有名人の偉業に比べたら

 

ほんの小さな勇気かもしれない。

 

でも、人生は

 

ほんの小さなものが

 

集まって

 

できているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「義を見て為ざるは、勇なきなり」

 

この言葉を、かつてラグビー界の名将エディー・ジョーンズ氏が

 

日本チームの会議室に掲げたことがある。

 

当時の日本チームは皆がミスを恐れ

 

萎縮していたという。

 

その中で彼は勝つためのマインドセット(心構え)づくりに重点を置いた。

 

その根本として「勇気」を挙げたのである。

 

そして一人一人の眠っていた力を引き出し

 

本番で遺憾なく発揮させた。

 

彼いわく

 

「勇気とは、慣れ親しんだ自分を捨てること」と。

 

人は、大きな課題を前にすると

 

過去の経験に照らして「できない理由」を探しがち。

 

だが、そうした“これまでの自分”を思い切って捨てる。

 

そして一歩踏み出した時、“新しい自分”に出会える。

 

 

 

 

 

 

 

新緑の季節がやってきた。

 

勇気を出して挑戦を開始しよう。

 

コメントを残す

雑感

前の記事

監督