一を習って十を知る

1ヵ月間土日を使って英検対策勉強会を実施してきた。

 

もう少し実施する予定だ。

 

級ごとに過去問を使って学習する。

 

このような勉強会は学年の垣根がなくなるのでおもしろい。

 

例えば、小学生と中学生がいっしょにやっている級があるのだが、

 

来週、野辺山に宿泊学習に出かける小学生に、

 

中学生が自分の経験を踏まえたアドバイスをしたりしている。

 

さて、英検勉強会を実施していると、

 

その生徒の学習効率が見えてくる。

 

英検は4択式の問題形式である。

 

級が上がるごとに、語彙が難しくなる。

 

つまり、合格のためには語彙を増やすことが必要なのだ。

 

勉強会では、問題文を読み、訳し、解説する。

 

4つの選択肢の全ての発音、意味、反意語、類義語などを説明する。

 

その時の生徒たちの様子は人それぞれだ。

 

ある生徒は、正答のみをしっかりと理解しようとする。

 

だから、正答のみ板書を写す。

 

ある生徒は、他の4つの選択肢も理解しようとする。

 

だから、4つとも板書を写す。

 

ある生徒は、4つの選択肢だけでなく、

 

問題文の中の単語や文法もすべて理解しようとする。

 

ノートには大量の情報が書き込まれる。

 

そして、翌週にはそれが単語カードになったり、

 

ノートにまとめられたりしている。

 

その単語カードにも工夫がみられる。

 

一般的には表側が英語、

 

裏側が日本語で書くことが多い。

 

単語ノートも同様だ。

 

左側が英語、右側が日本語になる。

 

ぺんてる、アプリ上で単語カードを作れる手書きノート『SmaTan』発表。記入内容を撮影すると自動でカード化 - Engadget 日本版

 

工夫している生徒の単語カードは、

 

両面とも英語が書かれている。

 

何が書かれているのか。

 

それは、同意語や反意語だ。

 

日本語を介さずに、

 

英語だけでイメージを固めて覚えることは、

 

脳科学的にも効果的な覚え方である。

 

誰に教わるわけでもなく、

 

自分で工夫して

 

そのようなカードを作ることは素晴らしいことだ。

 

 

 

 

 

 

問題を1問解く。

 

正答だけを理解する人が得られる知識を1とする。

 

すると、

 

他の選択肢や問題文の全てから知識を得る人は、

 

10くらいは知識を得ていることになる。

 

同じ教材を使い、

 

同じ教室で、

 

同じ先生から、

 

同じ授業を受けているのにもかかわらず、

 

10倍くらい

 

得られるものが違うのだ。

 

 

 

授業を受けるときだけではない。

 

自学自習のときも同じだ。

 

正答だけを理解しようとする人と

 

1を知り、10を得ようとする人では

 

10倍も得られるものが違ってくるのだ。

 

そして、その違いは、学習期間に比例して

 

とてつもないほどの違いとなってくる。

 

 

 

 

英検の正答以外の3つの選択肢。

 

これらは、次回以降の英検に出題される確率が高い。

 

過去問を何回か解いてみればよくわかる。

 

英検だけではない。

 

埼玉県の公立高校の英語の長文問題。

 

あれらに使われている英単語は、

 

翌年度以降で問題に使われることが多い。

 

だから、長文問題から未知の英単語を拾って覚えていくことは、

 

効率が高い英単語学習方法といえるのだ。

 

ひとつの問題から学びを広げていくことは、

 

時間のムダであり、面倒くさいことに思えるかもしれない。

 

しかし、実は学習効率を格段にアップさせる方法であるのだ。

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