トマト
今日はトマトの話。
赤くてみずみずしくておいしいトマト。
生徒たちの中には苦手にしている子もいるのだけれども、
最近では品種も増えてきて、
フルーティーな甘いトマトも店頭に並んでいる。
トマト畑を想像してほしい。
たわわに実るトマトに目が行きがちだが、
農家の人は、それぞれの木の先端部分の葉に目を凝らす。
葉のツヤや色を見ることで木全体の健康状態が分かるという
農家の人は語る。
「何でもそうですが、根っこが大事です。
でも根は見えないから、
目に見えるもので判断するしかない。
その場合、結実した玉を見るのではなく、
生育状況が一番分かる先端部分を見て、
『これからの成長をどうするか』と手を打つのです」
「根」であり「葉」が
今のトマトを育んでいる。
その結果として
トマトの実ができる。
つまり、トマトの実は「過去」の成長の結果であり、
「未来」の結果を決めるのは「今」の成長である。
人間も同じではないか。
目標を掲げ、行動を始めた時、
人生は変わり始める。
未来のために全力で「今」を生きていこう。
さて、話題は変わって高校入試問題の話。
この時期は公立高校の入試問題の出題ミスの話題が出てくる。
今年もいくつか出てきているので紹介したい。
①英語で習っていない熟語がでてきた。such as~という熟語。(兵庫県)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202203/0015130099.shtml
②ブエノスアイレスの位置が地図上で3mm、実際の距離で900kmずれていた。(茨城県)