ティッピング・ポイント

数学者の藤原正彦氏が、

藤原正彦(ふじわらまさひこ) | 講演会の講師依頼・紹介なら講演会なび

小学6年生の算数の授業を依頼された折のこと。

 

氏は生徒に問いかけた。

 

厚さ0・1ミリの新聞紙を半分に折る。

新聞紙で作るエコバッグ その3 - Piacere・・・ピアチェーレ

その新聞紙を再び半分に折る。

 

何回も続けると、

 

どのくらいの高さになるか?

 

 

 

 

一瞬、

 

たいした数字にはならないと思ってしまうが、

 

実際に計算してみると、

 

26回目で富士山の高さをはるかに超えてしまう。

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42回目には、地球と月の距離を超える。

ライフスタイル:大昔は1日18時間しかなかった!! 「1日の時間」は長くなっていることが判明(GetNavi web) | 毎日新聞

 

 

 

「ティッピング・ポイント」という言葉がある。

 

小さな変化の積み重ねにより、

 

すべてが一気に変化する「劇的な瞬間」のこと。

 

先の例が示す通り、

 

わずかな変化であったとしても、

 

その連続は、

 

やがて大きな結果へと結びつく。

 

 

 

惰性や慢心を排し、

 

たとえ“0・1ミリ”でも、

 

前進を続ける。

 

「壁」を打ち破る歴史の回転を始めよう。

 

まずは今日という一日から始めよう。

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