セミの成虫の寿命から考える

角田光代さんの「八日目の蝉(セミ)」という小説が好きです。井上真央さん主演で映画化もされましたね。

その題名はいろいろな解釈ができますが、大前提としてあるのが「セミの命は地上に出てからは7日間」ということです。

だからあえて「八日目」と言っているのですね。

私自身もセミの成虫の話は子どものころに聞いたことがあり、セミは地上に出てから7日間しか生きられないんだと思って今まで生きてきました。

 

でも、こんなニュースがありました。

【「セミは地上に出てから1週間程度しか生きられない」というのは俗説で、実は1カ月くらい生きていることを、岡山県立笠岡高サイエンス部の3年植松蒼さんが独自の野外調査で“証明”した。調査の手法と結果を、5月に広島大で開かれた「中四国地区生物系三学会合同大会」で報告。高校生の部(動物分野)で最優秀賞を受賞した。】

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セミ成虫の寿命1週間は俗説! 1カ月生存「証明」 岡山の高3 学会で最優秀賞

 

驚きました!

そして感心しました!

だって、みんなが盲目的に信じ、当たり前だと思っていることに、疑問を抱き、そして検証するってすごいことですよね。

この実験の結果が、もし仮に「セミの成虫の寿命は7日間だった」という結果になっていても、その行動にはものすごく価値があると思います。

 

小中学生のふだんの学習も、教えられたことを盲目的に覚えていくのではなく、疑問を抱き、とことん調べて検証することができるならば、それは単なる勉強ではなく、学問です。それができることは学びの理想のすがたともいえるでしょう。

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