コップと水

クイズを一つ。

 

水がなみなみと入ったコップがある。

 

少しでも揺らせば水はこぼれる。

 

では、揺れても水がこぼれないようにするには

 

どうしたらよいだろうか?

 

 

 

 

答えは、コップの大きさを変えること。

 

小学校に入学する前にできなかったことが

 

小学校入学後にできるようになっていた

 

という経験は誰もがもっているだろう。

 

小学生の時に理解不能だった学習が

 

中学生になったらできるようになっていた経験も同様だ。

 

時間の経過が解決するのではない。

 

以前は不可能に思えたものに挑戦し、

 

そして乗り越えていった結果だ。

 

「ムリ」と決めつけて、

 

挑戦しなければ乗り越えることができない。

 

 

 

確かに「ムリ」と思えるような困難に直面することがある。

 

そのようなとき、

 

“小さなコップの水をこぼすまい。”と必死になっていたら

 

困難を乗り越えることはできないだろう。

 

「絶対に乗り越えてみせる」という気迫で

 

困難に真正面から全力で挑んでみる。

 

逃げたくなっても、勇気を奮い起こし

 

気を抜かず、手を抜かず挑み続ける。

 

そうしているうちに

 

コップの中の水は揺れるのだが、こぼれなくなる。

 

コップの大きさが変わるタイミングがやってくるのだ。

 

 

 

未就学児から小学生への変化、

 

小学生から中学生への変化、

 

小中学生はこれらの変化を経験してきている。

 

実はこれらの変化とは比にならないほど

 

大きな変化がやってくることは意外と知られていない。

 

その変化とは

 

中学生から高校生への変化だ。

 

学習が今までとは一変するのだ。

 

特に進学校では。

 

具体的に言うと、

 

一番は学習のスピードだ。

 

小中学校が自転車だとすると

 

高校は自動車だ。

 

ボーっとしていると

 

すぐに見えなくなってしまうくらい遠くに離れていく。

 

追いつこうと思ったら

 

自動車のスピード以上で追いかけなければいけない。

 

ボーっとするような生徒にとって

 

これはほぼ不可能に近いのではないだろうか。

 

通学時間も小中学生の頃よりも

 

かかる人がほとんどだろう。

 

部活動の終了時刻も中学生よりも遅いところもある。

 

高校生はただでさえ時間が足りないのだが

 

時間をこじあけてでも

 

予習型の学習をしていかなければいけない。

 

少し想像してみてほしい。

 

そうすると私の言っていることを分かってくれると思う。

 

中学から高校への変化がとてつもなく大きいということを。

 

 

 

 

では、どうしたらよいだろうか。

 

私は中学生のうちから

 

自分のコップを大きくするように意識しておくのがよいと思う。

 

具体的に言うと

 

もうやめようと思ってからもう30分学習するような忍耐力をつけること。

 

自ら学ぶ力をつけるトレーニングをすること。

 

ただし分からないことは全て納得できるまで質問できるような

 

問題解決力も身につけること。

 

忍耐力、自ら学ぶ力、問題解決力の3点は

 

小中学生のうちに

 

身につけておかなければ

 

高校生になったときに困ってしまうだろうと私は考えている。

コメントを残す

前の記事

失敗から学ぶ